「檻」  今も全部覚えてるの 忘れられずに  過去のわたし生きているの ほらここにいるの  閉じた時間の中  ひとり膝抱えて  その檻から出してあげる  だから、おいで  欠けたままで立ち尽くして どこへも行けず  あなたのこと待っているの 今もひとりで  あの檻のなかで 「君のように」  壊れたこの身体と、醜いこの心を、  消してしまいたいのに、わたしは臆病です、  君のようになれたら、  もし生まれ変われたら、  ・・・・・もし生まれ変われても、もう二度と会えないよね。 「コンプレックス」  ほら、見て、わたしのココ  変なかたちしてるでしょう?  隠すのも、疲れたから  どうか 笑って蔑んでよ 「わたしと歩いていると恥ずかしいの」  とってもイケメン  しかも優しい  こんなわたしにも  笑顔くれるの  だけどひとつだけ  聞きたいんだけど、いい?  どうしてそんなに速く歩くの  わたしと歩いていると恥ずかしいの?  それも個性って言ってくれたね  偏見は捨てるべきって、かっこいいよね  でも  どうしてそんなに速く歩くの  わたしの話聞いてくれないの  優れたヒトらしいあなたは  わたしと歩いていると恥ずかしいの? 「空の夢」  (TVアニメ「ef -a tale of memories-」エンディング曲のカバー) 「おーまいだーうぃん」  おーまいだーうぃん  君は正しい  いつも正しい  おーまいだーうぃん 「それで完璧」  小さなお家と、小さなお庭  小さな幸せに囲まれて  休日は二人でお買い物  たいしたお料理は、できないけど  あなたが美味しいと言ってくれる  それですべて完璧  こんな日々がずっと続くように  それですべて完璧  ・・・・・わたしは一人、まどろんで、馬鹿げた夢を、見てた・・・・・ 「ララのうた」  いつも わたし 夢をみるの  空を 駆ける 夢をみるの  歌は いつも しあわせなの  だけど 誰も 聴いてくれないの  ねえ あなた この手をみて  語りかける この目をみて  わたしのこと 覚えていて  時がきても 忘れないように  ああ 欠けたわたしのこころ  ああ 壊れたわたしのからだ  気持ちは届きますか  わたしの歌 聴こえていますか  ねえ もしも 出会えたなら  空を包む 羽根に乗って  世界中に 届けたいよ  だけど わたし もう歌えなくて・・・・・  ああ 欠けたわたしのこころ  ああ 壊れたわたしのからだ 「麻痺」  みんなが幸せに見えても  劣った自分に気付くときも  すべてがどうでもよくなって  大人みたいな態度を取る  前よりは少し楽になったかな?  麻痺する方法を覚えれば  植物のように生きて行ける  別に、悪いことじゃないんだ  だけど、たまに幻を見る  泣きながら叫んでるわたし  檻の中に置き去りにしたわたし  夢の中で、会いに来るんだ 「さよならは夢の中」  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「神様お願い」  果てしなく続いてる  青すぎる空の下で  わたしもう歩けない  あなたのこと思いながら  光が差す世界に  恋人たちはうたう  お互いを求め合う  幸せな声ひびく  永遠に届かない  憧れが胸を刺すよ  わたしはどうすればいい?  この空の下、ひとりで  ねえ神様どうして  わたし生まれてきたの  誰にも愛されずに  壊れてゆくだけなの  その答えはいつでも  風のなかで聴こえなくて  ねえ神様お願い  わたしの全てを消して。  ねえ、神様。